ストーリー
イル ブッセット フィレンツェ
ジュゼッペ ファナーラは熟練の職人で、販売もしている店舗兼工房で商品を製作しています。 現在は息子のミルコが仕事を手伝い、父による伝統的な職人の仕事を未来へ継承するべく、修行を重ねています。


"「79年の16歳の時に学校での勉強をやめて、家の近所にあった革工房に弟子入りし、その師匠のもとで働き始めました。そこでこの仕事を覚え、伝統を受け継ぎました。」"


ジュゼッペは話します。 "「この仕事は常に好きだったし、とても満足しています。自分自身の手で、ものを手がけ、形作り、そしてその完成を見ることができるのです。息子であるミルコがこの伝統的な職人の仕事を引き継いでくれるのを、誇りに思います。"


"私は主にコインケース、ビジネスカードケース、ペンケースやペン立て、メガネケース、それにレザーのボックス等を製作しています。私の作るものはすべて、お客さんの好みに合わせてカスタマイズすることができます。"


"幸運にも、これまでずっと自分の望んだ通りにこの仕事を続けて来る事ができて、今はとても満足しています。少し前までは自分の仕事で日本に行くなんて考えられなかったし、何度も工房に足を運んでくれるお客さんもいるほどで、とてもうれしく思っています。」"


"「この仕事は自分でやらないといけないので、その都度、最前だと感じる方法で作業を進めます。ポケットに入るような小物であるにも関わらず、細かいところまで一つ一つ丁寧に高い技術で作られていることがわかる、そんなところが顧客の方々に好まれるのかもしれません。"


"職人の仕事であるために、そしてまた同時にすべての人に手の届くものであるために、一つひとつきちんと作られていることが重要です。デザイン以上に、手仕事であること、そして細部まで確かな品質で丁寧に作られていることが重要であり、これが付加価値であると私は考えています。私の作る製品は、すべて丸みを帯びた柔らかい形で角がなく、縫い目がありません。"


"Iさらに、サンタクローチェ教会の近くに1200年頃に始まったとされるフィレンツェのタンナーによるレザーを使用しています。私たちの製品はすべて、トスカーナ産植物タンニンなめし革協会により保証されるタンニンなめしの牛革を使用します。」"


"「日本での仕事も経験があります。イタリア貿易振興会の後援を受けて、毎年大阪の阪急百貨店梅田本店で開催される"イタリアフェア"に、私はこれまで何度か参加しました。」"


この仕事を始めてから35年の月日が経ち、2014年の3月11日にジュゼッペは、トスカーナ州とフィレンツェ商工会議所公認の、革製品のマエストロアルティジャーノの証明書を授与されました。


ジュゼッペファナーラの工房は、OmA(フィレンツェ信用金庫財団設立の、"職人および職人技術の保護・振興・育成機関")に所属し、さまざまな教育・文化プロジェクトに参加しています。
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" デザイン以上に、丁寧な手仕事であること。それこそが価値がある。"
G. FANARA

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